キャリアコンサルタントの資格を取ったその後の現在!考え方が変わった実体験

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皆さんはキャリアコンサルタントという資格をご存知でしょうか。
2016年に国家資格になった資格です。


私は10年間人材サービス会社で多くの転職相談者を支援してきましたが、この資格を取ったのは実はここ最近のことなのです。

この資格をきっかけに考え方が180度かわりました


この記事では、10年間就職支援を行なってきた私がキャリアコンサルタントの資格をとった後の変化をお伝えしていきます。

目次

傾聴力が身につき、相手の本音を聞くのが楽しくなった

キャリアコンサルタントとしてもっとも求められていることは「傾聴力」とされています。


資格をとるためにこの傾聴力を高める勉強をしていくのですが、今まで全くできていないことに気づかされとても恥ずかしい思いをしました。


なぜ転職をしたいのかどんな仕事につきたいのか、ヒアリングする内容が自分の中で定型化されてしまい、本当の意味で相手に寄り添えてなかったなと反省しました。


ただ単に仕事として聞くべき内容を聞いていたに過ぎずそれは傾聴とは言えない単なるインタビューでした。

相手の気持ちに寄り添いながら、相手が本当に話したいのとを引き出すことは慣れないと難しいです。


相手の表情声のトーン言葉の使い方ジェスチャー全てに全集中することで相手の本音がどんどん出てくるんです。

相談者までも気づかなかった本心を一緒に洗い出していく、このことが本当に楽しくなりました。

もっともっと相手の気持ちや本音が知りたい!教えて!とアドレナリンがでるほど(笑)
相談に乗るのがワクワクするようになりました。

アドバイスはしない!背中をそっと押すだけ

傾聴力を勉強する前は、転職相談者に向けて積極的なアドバイスをしていました。

たとえば「あなたには〇〇のスキルと経験があるから〇〇の仕事が向いていると思います」というように、職業を紹介する仕事なので間違いではないのですが、私が主導となっていました。


あくまでも転職するのは相談者であり、主導権は相談者にあることに気付かされたんです。

相談者の本音を聞き出し、気持ちに寄り添って一緒に考えていくということができるようになると、私は背中をそっと押すだけでいいことがわかりました。


積極的なアドバイスをせず、相談者が自分で自分の道を選べるようになったら最後に背中をそっと押してあげるだけで満足度の高い転職者が増えていきました。

子供との関係性がよくなった

相手の気持ちをきちんと聞く、受け止めるというのは子供との関係性にも影響しました。
例えば、子供が「今日は勉強したくない、やだ」と言ったら「勉強しないならゲームやっちゃダメ!」と以前は怒って、子供が大泣きしていました。
よくある日常会話かもしれませんが、今こうして書き出してみると子供の気持ち完全無視ですね(笑)

今はこの発言に対して「今日は勉強したくないの?何かあったの?」と聞くようになると、しっかり勉強したくない理由だったり気持ちを話してくれるんです。
少しの会話の違いかもしれませんが、子供にイライラすることが無くなって関係性も良くなったと思っています。
傾聴力恐るべしだなと実感しました。

まとめ

キャリアコンサルタントの資格の勉強を通して、傾聴力を身に着けることによって仕事での転職者への対応や、子供との関係性にまで変化がありました。

相手の気持ちに寄り添って話を聞くというのは簡単なようで、習慣化しないとなかなか難しいです。

すべてのコミュニケーションにおいて大事な力だと思います。

この傾聴力を身に着けることが大事だと気付かせてくれたのがキャリアコンサルタントの資格の勉強でした。

これからもこの傾聴力を大事にコミュニケーションをとっていきたいと思っています。

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